弁護士、税理士、行政書士などの資格を取得し、事務所としての起業を目指す人が一般的かもしれません。独立を目指して資格勉強している方も多いと思います。士業関連での独立の場合は国家資格取得が必須だと思いますが、独立起業にあたっては、それ以外にも必要なものはたくさんあります。

まずは経済面の準備です。独立をして十分な収入を得るまでには時間がかかります。しばらくは収入がほとんどないかもしれません。そういう事態を想定して最低1年くらいの生活費、事務費をあらかじめ確保しておくことが大事です。そうすることで仕事に集中できて精神的にも安心できるでしょう。

また、仕事に必要な必須アイテムも必ず準備しておきましょう。名刺、消耗品、パソコン、電話、パソコン周辺機器、ファックス、机などの必需品など独立に当たって最低限必要なものを自分なりに調べてきっちり購入するなりしてそろえましょう。必需品がなければ仕事に支障が出ます。ただし、オフィス家具も重要です。与信調査でオフィスを見に来られる場合もありますし、オフィスに来られたがるお客様というのは多いものです。そのためにも必要なオフィス家具は購入されるといいでしょう。

指定機関に開業届などの申請書を提出しなければなりませんのでその下準備も必要でしょう。ビジネスに集中するためにも事前にしっかり用意しておきましょう。そういった事務作業を行ってくれるパートナーも必要かもしれません。そして実務経験の無い人は、アルバイトでもいいので実際に自分が独立しようと思っている分野での仕事を肌で感じておくと良いかもしれません。

意外にやることが多いと感じたでしょうか？起業する日から逆算し、余裕をもったスケジュールで地道に準備をすすめていきましょう。